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9月1日は「フリーランスを取り巻く法政策を考える日」に。

こんにちは。ストレッチ素材でつくる&洗えるワンピースブランドAyuwa代表の渡部雪絵です。

Ayuwaでは、働く女性にお仕事服を提案することで、女性をエンパワメントすることを目的としています。

しかし、よくよく考えると「ワンピース」というのはAyuwaを展開するアユワ株式会社や私にとってツールでしかなく、実現したい根底にある想いは「未来をつるくこと」です。

この想いを胸にわたしは日々活動しているのですが、きょうはその活動の1つについてイベントのご案内やなぜこの活動に参加したいと考えたのか、などを書き綴りたいと思います。

 


 

第二東京弁護士会労働問題検討委員会さまの主催で、9月1日(土)14時からシンポジウム「フリーランスをめぐる法政策の在り方」が開催されます。

 

➤ どなたでも参加できます >> お申込みはコチラから

 

本日午前はその進行等々のお打合せ。

当日のモデレーターを務めてくださるフォーブス・ジャパン副編集長の谷本有香さんもいらしてくださいました。(ちなみに有香さんは、わたしが記者時代にお会いし、10年の時を経て再会したうえの、Ayuwaを応援くださっています 涙。Ayuwaを着用して地上波のコメンテーターを務めてくださったことも!)

 

因みになぜ、このシンポジウムに経済紙の副編集長さんがモデレーターを務められるのか。

個人的には2つの理由があると思っています。

1つ目は、有香さんご自身が証券会社を経てフリーランスとして経済キャスターの道を切り拓き、ご活躍を続けていらっしゃっること。

もう1つが、フリーランスを取り巻く環境改善が日本経済に好影響を与えると考えるられること、です。労働環境の是正は、その労働者の働く意欲をより高めるもの(=経済にとってプラス)であり、それは雇用関係にあろうと無かろうと同じだと思います。

 

本シンポジウムは、雇用関係にない立場で働く人を取り巻く実態や、いまの時代では整備されてしかるべき社会保障などの公的な仕組みなどを広く語る場になります。

当日はこの分野を研究されている弁護士の方や

マタハラ防止の義務化に多大な貢献をされた小酒部さやかさん、

プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会の会長である平田麻莉さん、

といった皆さまの貴重なご意見が伺えます。

 

昨今、フリーランス(広義の意味では、ひとり株式会社を経営している個人も含まれます)に関するイベントは多数ありますが、今回のシンポジウムは法的な観点からのアプローチもあり、「法政策に何が必要か」も考える場になると思います。

といっても「かた~い」テーマではないので、フリーランスの方、フリーランスにお仕事を発注される立場の方、これからフリーランスになりたいと考えている方など、お気軽にご参加くださればと思います(もちろん無料です!)。

➤お申込みはコチラから

 

さて、なぜわたしが本件に関わらせていただいたかといえば、今年に入ってから「雇用関係によらない働き方と子育て委員会」という任意の団体に参加させていただき、国などへの働きかけに携わっているためです。携わっていると言っていいのか、、、といったかかわり度合いかもしれませんが(-_-;)

この委員会が取り組んでいる署名活動は、こちらをご覧ください。ご賛同くださる方はぜひご署名願いします。

尚、この活動に関して、少し前には厚労省にその時点での署名をお渡ししています。本件に関する記事もご覧ください。

【記事】「フリーランス」にも産休中の保障を 厚労省に署名提出

 

わたし自身、会社員で妊娠をして出産時点では自営業者でした。

強制的に自営業者の立場になり、妊娠・出産・育児を取り巻く社会的な環境が、「雇用関係にある人」「そうでない人」で大きく違うことに驚きと戸惑いを感じました。

この話になると、世間で言われるのが「自己責任論」です。「自分でその生き方を選択したのだから」といったものです。

生き方を選択したか否かといえば、わたし自身は当初、自分自身でこの生き方は選択しておらず、自分の意志と反して出産時に雇用関係にない状況に陥る人はごく僅かかもしれませんがいまだに存在します。

 

しかし、わたしは自分が当事者だったからといって、こういったごく少数の方に着目して、本活動に参加したいと考えた訳ではありません。少し話が壮大になってしまいますが、国の未来がより頼もしいものになって欲しい、という願いから参加しています。

 

細かい事例ですが、、、

 

例えば、妊娠・出産・育児に関していまの時点では

・妊娠や出産にかかる費用面

・保育所探し

大きくこの2点で、雇用関係にあるか、ないかで社会保障に大きな差が存在します。

 

具体的には財源に対して毎月費用を納付しているにも関わらず一部手当が受け取れなかったり、地域によっては保育所に入園しづらかったりします。

後者に関しては保育の必要性云々を理由にする自治体があったり、そういった制度であれば保育所がみつかりやすい地域に引っ越せばいいというご意見も出ます(私も以前は、そう考えたりもしていました。事前に対策をすればいいじゃないか、、、と)。

しかし、そのパワーは、保育所に入りやすい地域を探すことやお引越しに使うよりも、前向きな仕事や日々の生活に使ったほうが国のためじゃない???といまは考えています。

 

明治維新のころ活躍した吉田松陰のことばに「山は樹を以て茂り 国は人を以て盛なり」というものがあります。「山が樹木によって茂るように、国というのは人によって豊かになっていくのである」という意味です。

 

フリーランスはまだマイノリティな存在かもしれません。しかし、働き方の多様化で、確実にその人口は増えていきます。国が人によって豊かになっていくのであれば、どのような働き方であっても日々の生活がより良いものになるよう、いまのうちに一石を投じる必要があるのではないでしょうか。

 

決して、雇用関係にある方の邪魔をしたいということではなく、新たな仕組みをつくることでその差を是正すれば良いと思うのです。

 

他の先進国には、この差がない国も多く存在します。例えばドイツなどは「両親手当」という産後の保障制度があります。これは日本でいうところの育休手当に近いのですが、日本の育休手当が雇用保険が財源であるのに対し、ドイツの両親手当は税金が財源であるため失業中でも受け取れます。

 

働き方によらず、誰しもがこの国に生まれて良かった、未来のために前に進もう、そう思える社会の実現がとても大切だと感じています。

 

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